注意して見ておく

単勝は、現在どれだけ低い確率でも18分の1で的中するのだが、ときに驚くべき配当が飛び出すことがある。
JRA歴代1位は、1955年にアラブ系のレースで8頭立て8番人気の馬が記録した55870円。
ただしこれは昔過ぎるので、1990年代以降もっとも単勝で高額払戻となった2008年4月19日の阪神6レース、3歳500万下ダート1400m戦を振り返りたいと思う。

ちなみにこのレースで記録した47360円は、歴代5位の高配当である。
勝ったクイックリープは元地方馬で、中央に来てから4戦すべてで勝ち馬から1秒以上離れての敗戦。
変わる材料とすれば、中央で重馬場が初めてだったことと、このレースまでJRAで未勝利だった笠松の佐藤友則騎手が初騎乗したことくらいであったが、5番手の外から直線で抜け出して完勝している。

このレースを的中させるのは至難の業だが、注目してほしいのはクイックリープの父であるサウスヴィグラスである。
クイックリープのような大穴はむしろ珍しく、産駒はダートで堅実に走るタイプが目立つ。
サウスヴィグラス自身も現役時代にダート重賞6連勝というのがあったが、昨年話題になったラブミーチャンやナムラタイタンも、デビューから6連勝している。

ほかにもトーホウドルチェなど、ダートで粒ぞろいの産駒が多い。
勢いにのると止まらない傾向があるので、注意して見ておくのもいいだろう。

このページの先頭へ