天皇賞を振り返る

天皇賞(秋)の過去10年間を振り返ると、単勝10番人気以下の大穴が馬券に絡んだのは4回あって、うち3回が牝馬によるものである。
牝馬に注意を払う必要のあるレースだが、あくまでウォッカやブエナビスタらがいなかった時代の話と考えなくてはならない。
おそらく実力のある牝馬は、いまさら超人気薄にはならないだろう。

それならば、隠れた伏兵牡馬を探すほうが、穴馬券にありつける可能性が高い。
ここ10年で、5番人気以下ながら3着までに入った牡馬は7頭いた。
まず東京芝2000mというコースの性質上、7頭中すべて5枠以内だったので、内目の枠の人気薄に注目である。
また東京コースといえば、そのレースの距離よりも長めの距離を走るスタミナが必要、などとも囁かれるが、天皇賞(秋)に限れば、素直に長距離よりも中距離重賞の実績が重要。

7頭はいずれも1800か2000の重賞で連対の実績があった。
ポイントは、東京で目立つ良績がない馬や、重賞自体勝っていない馬でも、好走する可能性があるという点である。
2007年2着アグネスアークは重賞未勝利馬だったし、2006年2着スウィフトカレントは東京5戦0勝だった。
こういった点も、人気を落としていた理由だろう。

ただし7頭のうち勝利は2009年カンパニーだけなので、基本は2、3着狙いが無難である。
まとめると、①穴は牡馬、②内枠、③中距離重賞実績(東京コースの成績はあまり気にしない)。

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